こんにちは、ざっくりです。
失業保険は自己都合でやめた場合、3ヶ月の待機期間があるのですが、すぐに失業保険を貰える方法があります。
ブラックなどでやめた場合の人などは、特に参考になると思うので、お役に立てたら幸いです。
では行きます。
1、特定受給資格者に該当するか
まずこちらのハローワークのページを見てください。
ハローワークインターネットサービス - 特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要
このページには、
『あなたがやめた理由は、この中のどうしようもない理由からですか?』
という人向けの内容が書いてあります。
ここに該当する人のことを、
『特定受給資格者、または特定理由離職者』
と言います。
『自己都合退職といっても、この中の理由に該当していませんか?』と聞かれているわけです。
通常倒産であったり、会社都合でやめた人を除いて、3ヶ月待たないと貰えないというイメージがあると思います。
ここに該当する人は、会社都合と同等、すぐに失業保険を貰えます。
2、特に注目してほしいのが、『Ⅱ、解雇等により離職したもの』
いわゆるブラック企業に務め、もう耐えられないなどの理由で、自己都合で退職された方によく見てほしいのですが、
②労働契約と事実が著しく相違したもの
③賃金の3分の1を超える額が期限までに支払われなかったもの
④賃金が85%未満に低下したもの
⑤離職前に一定条件の長時間の時間外労働をしたもの
などの理由が書いてあるんですよね。
もし不当な扱いをうけて辞めざるを得ない人、厳しすぎる環境に耐えきれなくなった人に向けて、セーフティネットを国は用意してくれています。
この制度を知っているか知っていないかで、当面の生活費についての不安が少し和らぎます。
僕の場合ですが、離職前の6ヶ月に余裕で80時間前後を超えていたので、自己都合ではなく会社都合退職として扱われることになりました。
もしこの制度を知らなければ、当面の生活費の工面のため、落ち着く暇もないところでした。
この制度は、最低1年間雇用保険期間があれば使用可能です。
厳しい環境で、体や心が壊れそうであったりした場合、無理をせず失業保険を使うのもありかなと個人的には思います。
最後に
この制度を使ってみての感想ですが、労働者ってものすごい守られているなと思いました。
国や制度は、こぼれ落ちてしまった人に対しても、優しく手を伸ばしてくれます、
もちろん自分から知る姿勢でいないと、向こうから親切に教えてくれたり、制度の活用方法についても教示してくれません。
あくまで自助。
ロープが自分のところに来るのを待つのではなく、自分からロープをつかみに行く姿勢が何より大切だなと思いました。
同じ境遇にいる人、なにかの参考になれば幸いです。
あなたの人生に幸あれ!
ではでは。