こんばんは、ざっくりです。
僕は長年いい人を続けてきました。
いい人というと、
・自分の都合など無視して相手を第一優先で考える
・嫌だと思っても「断ると悪いから」と遠慮してYESと言う
・相手がどう思っているのか気になる
・よく思われたくて自分の意志や意見を犠牲にする
・周りから好印象を持たれたいばかりに、自分の意見もなく八方美人になる
・どう思われているのか気になって、何も言えない
・相手に嫌われたくなくて「いいよ」と譲ってしまう
などなど、まだ完璧には抜け切れていませんが、ずっといい人でした。真面目ともいわれます。
ですが、それは「都合の”いい人”」だったんです。
自分から欲しいものは言わず、受け身で、周りから与えられることを待って、人に譲ることを美徳だと思っていましたが、ある程度は自分の意見や意志を持たないと、されるがまま、流されるがままだと知りました。
自分の人生は、自分で責任を取らなければならないのですから。
今回は、今”いい人”脱出中のざっくりが思う方法について列挙します。
参考になったら幸いです。
いい人とは
ここでいう”いい人”とは、自分のことを雑に扱い、大切にしない人のことを言います。
やられたくないことにも何も言わず、ひどい扱いをされても声を上げず、されるがままにされている”いい人”です。
少し想像してみてください。大の大人が寄ってたかって一人の人をいじめる、貶す場面です。
その人らが去った時、いじめられた人間が「どうせ僕はいじめられて当然の人間なんだし…へへへ」と言っていたとします。
これが”いい人”なんですよ。普通は怒っていいはずなんです。
「なんだあいつら!」でもいいし「うぜぇなまったく!」と腹を立てていい場面です。
でも、
・僕は仕事ができないから
・あれができないから
・これができないから
と、なんだかんだ理由をつけて、受ける被害を正当化し、その身分に甘んじたりする人もいます。自分を捨てているんですよ。
また、人の言いなりになってなんでも都合を合わせたり、嫌だなと思っていても従っちゃったり、本当は都合が悪いのに、相手の要請を悪いからと断れなかったり。
結果、「あの人が誘ってきたから〇〇ができなかった」とか「ほんとはしたくなかったのに〇〇のせいで」みたいに後からその人を恨んだり、不機嫌になったり。
そんな心当たりがありませんか?
それらは全て、自分を大事にしていないから発生してしまうんです。
いい人を辞めるには
・自分は真面目でいい人で、人からの評価が気になって仕方がない。
・人から嫌われたくないから、つい従ってしまう。
そんな悩みは多いと思います。僕も長年苦しんだし、今でも脱出途上です。
自信がなく、人からの評価が最優先で、流されてしまう。
でも最近、やっと脱出の糸口が見えてきました。
それは、「結果を気にせず、自分のしたいままに動く」と言うことです。
「自分が得たいもののために生きると決める」と言うことです。
人には望みがあります。
素敵な恋人が欲しい、あそこに行きたい、あれが食べたい、それらを少しづつ叶えていくんです。
あなたは何をしていると楽しいですか?
例えば僕なら
・美味い飯を食いたい
・バイクでツーリングしたい
・結婚したい
・彼女を作ってデートしたい
・旅行に行ける休みが欲しい
・子供を育てたい
などの俗物的な欲求があります(笑)
今まで、こういったやってみたい欲求を後回しにしたり、消したりして
・社会人とは
・この年齢になったら
・この生活になったら
などの外部から見られた目線を意識していました。
他人から見て「こういう状態だったら幸せと認めてもらえるだろう」という姿を達成しようとしていたわけです。
そりゃ生きるのが苦しいですよね。自分がどうしたいか打ち消したまま、「こうあるべき」「あああるべき」と、人から見て認められる生き方を達成しようとしていたのですから。
だから、外から見た「結婚しているか」「立派な仕事に就いているか」「すごい肩書を持っているか」を達成する生き方からチェンジするんです。
自分がどうしたいか、どういう人生を歩みたいかを真摯に考えるんです。
人から認められる自分ではなく、なりたい自分を獲得しに行く
あなたには最低でもなりたい自分像があるはずです。
・付き合いたい
・結婚したい
・あんな仕事をしたい
・こんな部屋に住みたい
何でもいいです。
あなたには、人生で得たい何らかの欲求があるはずです。
思いつきましたか?
では今後、結果を気にしないでそれを得に行く生き方を始めてください。
結果を気にせずです。
いい人のあなたは、たくさんの遠慮をして生きてきたはずです。
”こんな自分が”とか”してはダメだ”と、色々あきらめていたはずです。
でも、結果を気にせず欲しいものを得ようと動いてみてください。
・好きだなと思った人には好きと伝える
・一緒にご飯に行きたい人がいるなら誘う
・遊びに誘いたい人がいるなら誘う
・話したい人がいるなら話しかける
・買いたいものがあるなら買う
・食べたいものがあるなら食べる
・行きたい旅行先があるなら行く
などです。
時には断られるかもしれません。返事がない時も、嫌と言われることがあるかもしれません。けど、関係ないんです
ただ単純に、あなたが言いたいから言って、誘いたいから誘って、話したいから話しただけなんです。結果は風の吹くまま気の向くまま。
あなたが行動した、これだけが大事なんです。
相手が断ろうが、思ってた結果じゃなくても関係ないんです。
単にあなたが”したいからした” ”言いたいから言った”
これだけが大事なんです。
結果を気にせず、したいがままにする。これが”いい人”を脱出する第一歩なんです。
これで、いいよと言ってくれる人もいる、喜んできてくれる人もいる。
「自分は受け入れられている」と気づくことが大事なんです。
世界は意外と悪くないなって気づくこと、意外と受け止めてくれる人もいるという実感を得ることが第一です。
それさえわかれば劇的に変わります。
あ、俺求めていいんだ。あ、やってみていいんだって気づくからです。
そして、俗物的な「これをしたいな、買いたいな」という欲求が第一になると、仕事や人間関係が第一ではなく第二になります。
自分にはしたいことがあり、それを叶えるための手段として仕事やバイトがあるという考え方にシフトします。
嫌われたらおしまいだ、ダメだったら終わりだ、そういう恐怖から解放されると思います。
自分の望みを達成するための一手段、それがだめなら別の手を考えたらいいんです。
他に移る時にはあれがいるかな、これがいるかなと考えられるようになってきます。
「自分の望みを叶えるため」
これが第一なわけです。自分の人生を楽しんで生きるため、達成するため、この世のありとあらゆる手段を使ってもいいよと言われているようなものです。
だから、自分の欲に正直になぅてください。いい人は「自分の欲が極端に少ない」んです。もっと自分の望むままに、達成していってもいいんです。なぜならあなたの人生なんですから。
まとめ
いい人は”どうでもいい人”なんです。
自分が得たいもの、欲しいもの、手に入れたいものをいつの間にかあきらめ、拗ねてしまったんです。
人から与えられることを、言うことを聞くことでお恵みをもらうような姿勢になってしまっているだけなんです。
あなたにはそれを手に入れる権利も、言う自由もあるんです。もっと自分の欲を燃やしてください。
何かの参考になったら幸いです。あなたには、自分の望みを叶える権利も自由もある。
好きなことには好きと言い、嫌なことは嫌と伝えてもいいんです。ほかの普通の人みたいにね(笑)
あなたの一日がもっと良くなればいいなと思います。
ざっくりでした。