ブログにしても何にしても、情報発信をするスタイルによって、ファン層が変わる。
その人柄を好きになってもらうか、提供する情報を好きになってもらうかだ。
例えば考えを載せるパターンがある。
「私はこう思う」「私はこう考えた」の感想を載せるものだ。
データではなく、個人の主観と想いを載せると、人柄に惚れる人がついてきてくれる。
「その人」を好きになるから、読みに来たり、応援しに来る。
ファンがつくパターンだ。
そしてもう一つは、「情報に惚れさせるパターン」だ。
ブログで例えるなら、「〇〇で得する方法」とか「〇〇最安にするやり方」などの、お得情報などを提供するやり方。
これは"その人が"と言うより、"その情報"を目当てに人がやってくる。
提供してきたデータや方法、やり方に惚れて人が集まるパターンだ。
会社員で例えるなら、基本給なのか歩合給なのかみたいな違いだ。
前者は基本給。
毎日更新しなかろうが、役立つ情報を提供しなかろうが、その人の視点やその人の知識、その人の考えに共感する人がコンスタントに集まる。
ひとつの絵を見ても、それぞれの感想が違うように、ひとつのトピックに対して、全く同じ感想はない。
自分に似た考え、自分が必要とする視点、そういう共感を主軸とした関係が広がる。つまりファンがつくやり方だ。
後者は歩合給のやり方だ。
火が欲しい人に火を、車が欲しい人に車を、食べ物が必要な人に料理を提供するように、人の求めるものを提供するやり方だ。
「いかがでしたでしょうか?」と締めるような、情報を1パッケージとしてまとめて提供する形で、痒いところにサッと支えをあげるような形。
欲しい人に鉱脈を与えるような形だから、需要があれば殺到されるが、新しい情報を上げなかったり、更新しなかったり、陳腐化していけば離れて行ってしまう。
自分が提供しているのは、人柄なのか。能力なのか。
基本給なのか、歩合給なのか。
どちらが好きなのかを考えながら、やっていくのが1番いいと思う。
僕は基本給の方が好きだけどね。存在給とも言うけど笑
そんな感じ。