アメリカでトランプ大統領の支持派による、連邦議会占拠の動きがありましたね。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e64f758584853ab4df667cc16514d9bfdd1fdc18
今のところ4人が射殺され、騒然となったそうです。大まかに言って、アメリカは夏頃のBLM運動あたりから勢力が二分し、事実上の内戦となったと言ってもいいでしょう。
バイデン大統領候補が率いる民主党は、暴動となったBLM運動を裏で支持した疑いや、エプスタイン事件など黒い噂が絶えず、選挙も不正投票の疑いがあるなどの話題で持ちきりでした。
それは出任せだ、民主党の勝利は正当な選挙だったと見る層と、不正と陰謀説が真実だと唱えるトランプ大統領の支持派がくっきり分かれている形です。
『法律や制度があるのだから、信用して従っておけばいいじゃないか』という意見があると思いますが、私見としてアメリカ人は個人の主義主張をよるべとして立っています。
有名な画像として、キャプテンアメリカのこの言葉があります。
「自分はこう思う」「こう考えた」という主観に基づき、国や政府やニュースがどう言おうと、自分の信念に従い「正義」を行う形ですね。
あまりに自分の「正義」「正しさ」に偏り過ぎると害悪でしかないのですが、対照的に日本人はお上に従順すぎて、少しでもこの考え方を取り入れたらいいのではないかと思いました。
話を変えて、緊急事態宣言です。コロナが蔓延している、蔓延を防ごう。これは分かります。
「原因は夜の店や飲食店だ」…まぁ分からなくもない感じです。
「だから夜8時に閉めるように要請する。1日5万円を渡す。従わない店は公表する」←まぁこれを聞いてアホかいなと思いました。
店側は1日5万円で採算が取れるんでしょうか?売上になるんですかね?土地持ちオーナーならいざ知らず、大半の飲食店は赤字だと思います。
従わなければ公表するってのも笑いました。じゃあ休業要請に応じてそれなりの金額を払うのが筋ってもんです。従ってもらう代わりに対価を出す。
大して金を出さないのに従え!従わなければ公表するぞって脅すのはバカの考えかなと思いました。
ただ、飲食店オーナーの話を聞いていると頭の痛い回答ばかりがニュースで流れます。「従うけどやっていけない」「困ってる」と言う。
じゃあ従わなければいいのです。休ませたいなら金よこせと声をあげればいいのになと思います。
休業要請に伴う補填はどうなっているのか?
補填が割に合わないなら従わなければいいと思います。
その天秤をかけずにただ従って、自己責任と突き放されて損をする。単に要請ですから国や自治体はたとえ店が潰れても責任は取らないでしょう。
「迷惑をかけないように」って呪いの言葉で、保証もない自粛要請にただ従って、自己責任だからと切り捨てられる道に行く。
件のアメリカ人を見習ったらいいなと思います。
補填も何も無ければ、従わなければいいのです。
全てにおいて自分から相手が過ごしやすいように、みんなの迷惑にならないようにと控える考えは立派ですが、緊急事態宣言を出す側からしたら楽なものです。
対して保証も補填も考えなくても、下々の者が勝手に控えて自己責任で自滅してくれるからです。
「自分の中の正義」に偏ると危険ですが、自主自立の精神はアメリカ人を少し見習ったらいいのではないかと思いました。